まにまに帳

バロック=“歪んだ真珠”って意味だそうよ


[ March 08, 2010 ]

バロック絵画の巨匠カラヴァッジョの名前は、最近TVで特集が
組まれたりもして、多くの人に知られるようになりました。

彼の作品からは、ただならぬ何かを感じることができます。
写実的な画風の中に、人間の持つどこか邪悪な感情を表現
していたり。。。

美しいだけの絵画に食傷している人にとっては、
たまらなく魅力的に思えるんじゃないでしょうか?

そんなカラヴァッジョの生涯を描いた映画が、
彼の没後400周年を記念して公開されました。

 

●3月8日(月)放送:
カラヴァッジョ 天才画家の光と影
cvm.jpg

16世紀の画家カラヴァッジョは、その類い稀なる才能で名声を得た画家。
ただ気性の激しいことでも知られており、彼の周りにはトラブルが絶えず、
ついには殺傷事件を起こしてしまう。

問題の多いカラヴァッジョがいかにして絵と向き合っていたのか、そして
周囲の人間関係がどのようなものだったのか、彼が遺した数々の名画達が
生まれる過程も再現フィルムのように描かれ、ファンなら必見の一本。

画家の中で誰が一番好きかと問われたら、真っ先に「カラヴァッジョ」と
答えるかも知れない。完璧な美であるにもかかわらず、どこかビザールと
言わざるを得ない奇妙さがあり、そして毒気を含んでいる。

人が過ちを犯す時、悪の道に不可抗力で引きつけられることがあると思う。
正しい例えではないかも知れないけど、カラヴァッジョの絵を観た時に、
そのような抵抗できない魅力を感じるのは私だけじゃないような気がする。


映画の中に、このような台詞が出てきます。


 あなたはあなたの絵と同じ。
    光の部分は限りなく美しく、
       影の部分は罪深い。


コントラストの強いカラヴァッジョの絵にかけ、
彼の人物像をかなり的確に表した言葉ですね。


シネ・リーブル博多駅にて、ぜひご覧下さい。

 

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