自動車エンジンの仕組み
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過給機

「過給機」漢字からある程度想像できると思いますが、たくさんの空気をエンジンへ供給するシステムです。

なお、過給機が付いていないエンジンは自然吸気エンジンを呼ばれます。
よく雑誌とかでNAと書いてありますよね。

NAはNormal AspirationまたはNatural Aspiration略で自然吸気のことです。
車をよく知らないころ、このNAの意味が良くわかりませんでした。
「ナ」と読むの?「エヌエー」と読むの?といった具合です。
自然吸気エンジンは、エンジンの吸気行程でピストンが下がったときに
自然にシリンダへ入ってくる空気を燃焼に利用します。

一方で、過給機エンジンは
エンジンの吸気行程でピストンが下がったときに、
扇風機のようなもので強制的にたくさんの空気をシリンダへ送り込みます。
つまり同じ排気量のエンジンにおいて吸える空気の量は以下の関係になります。

過給機エンジン>自然吸気エンジン

これによって、過給機エンジンは自然吸気エンジンに対し同じ排気量で
より大きな出力・トルクを得ることができます。

なお、エンジンの吸気行程が良くわからない方は
以前に解説していますのでそちらを参照してくださいね。

>>ガソリンエンジンの吸気行程

>>ディーゼルエンジンの吸気行程

次に、過給機の種類について紹介します。
過給機には、主に次の2種類があります。

・スーパーチャージャー
・ターボチャージャー
この2つはの違いは、
どうやってたくさんの空気をエンジンへ送るかです。
わかりやすく言うとどうやって扇風機を回すかですね。

まずはスーパーチャージャー

これはエンジンの回転を利用して扇風機を回します。
次にターボチャージャー

こちらは排気ガスのエネルギーを利用して扇風機を回します。