自動車エンジンの仕組み
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ガソリン

皆さんご存知の、車を走らせるための燃料です。

最近は本当にガソリンの値段が高いですよね。
実は一昨年からガソリンの原料である原油の値段がどんどん上がっているんです。
どれだけ原油の値段が上がっているの?と疑問に思う方もいると思います。
そこでちょっと脱線して調べてみました。

ガソリン価格に影響を与えるといわれているニューヨークの原油先物市場に
おける原油の値動きです。

2004年4月 1バレルあたり 約30ドル
2005年1月 1バレルあたり 約40ドル
2006年1月 1バレルあたり 約60ドル
2006年6月 1バレルあたり 約70ドル

いやー値段が上がってますね〜。

見てわかるように2年前の2倍以上です。これだけ原油価格が高くなっていれ
ば、ガソリン価格が上がるのも当然です。

ちなみに1バレルは原油の量を表す単位で1バレル=159リットルです。
原油価格がこんなに急激に上がっている理由については、中国の急速な経済
発展や中東の情勢不安(特にイランの核問題)などが挙げられます。まあ、な
んといっても石油は限りある資源ですしね。

詳しい理由に関しては、専門家の方々がいろいろな意見を述べています。
もっと深く知りたい!という方は自分で調べてみてくださいね。

では本線に戻りまーす。
ガソリンにはレギュラーガソリンとプレミアムガソリン(ハイオクガソリン)
の2種類があります。
レギュラーガソリンとプレミアムガソリンの違いは何か。

それは主にオクタン価が高いか低いかの違いです。
レギュラーガソリンはオクタン価が低く、プレミアムガソリンはオクタン価が高いです。
オクタン価とは簡単に言うと、燃えやすいか燃えにくいかの指標です。
オクタン価が高いほど燃えにくくなります。

この燃えにくさの指標を難しい言葉で言うとアンチノック性です。
オクタン価が高いほどアンチノック性が良くなります。

アンチノック性・・・

アンチ巨人=反巨人(巨人嫌い)を想像してもらうとわかるように、
反ノック性、つまり「ノッキングの起きにくさ」のことです。
以上から、プレミアムガソリンはレギュラーガソリンよりもノッキングが起
きにくいということになります。
ノッキングとは、
ガソリンエンジンを例に取ると、混合気を圧縮したときにスパークプラグで
火花点火する前に着火してしまうことを言います。ノッキングが起きるとエ
ンジンが大きなダメージを受けます。

このノッキングは、混合気を強く圧縮するほど発生しやすくなります。圧縮
するとその分混合気の温度が高くなるためです。

しかし強く圧縮するほどエンジンの燃焼効率は上がり、おおきな出力を得ら
れます。

スポーツカーや高級車などはエンジンの出力を得るため圧縮比を高くします。
強く圧縮することにより起こりやすくなるノッキングを抑えるためにプレミア
ムガソリンを使用します。
高級車やスポーツカーがプレミアムガソリン仕様なのは、このような理由から
なんですね。

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