自動車エンジンの仕組み
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用語集:吸気系

EGRシステム
排気ガスを吸気側に戻して新しく吸った空気と混ぜるシステム。燃焼温度を下げ、NOxの排出量を抑えることが目的。

EGRクーラー
EGRシステムで吸気側に戻した排気ガスを冷やすための装置。燃焼温度を下げる。

スロットル
エンジンへ送る空気の量を調整する弁。アクセルペダルに連動したワイヤーにより弁を動かす。

電子制御スロットル
アクセルの踏み込み量および車両・エンジンの状態を示す電気信号を受け取り、それらを総合した上で最終的なスロットルの開き具合を決めモーターを用いてスロットルを駆動させる。

エアフローセンサ
エンジンへ送る空気の量を測定するセンサ。

エアフローセンサ(Dジェトロニックタイプ)
エアフローセンサの一種。吸気管内の負圧を圧力センサで検知してエンジンが吸入する空気量に換算する。

エアフローセンサ(Lジェトロニックタイプ)
直接吸った空気の量を測定するタイプのエアフローセンサー。可動プレート式・ホットワイヤー式・カルマン渦式がある。

エアクリーナー
空気中のダスト(砂や小さなゴミなど)がエンジンに吸入されるのを防ぐ。

エアクリーナー(ビスカスタイプ)
ろ紙に油を吸い込ませ、ダストの吸着力を高めたもの。舗装道路等での使用に向いている。

エアクリーナー(ドライタイプ)
ろ紙の表面および内部にダストを吸着させる。砂やほこりなどの吸着に向いているため、土やドロの多い未舗装道路に向いている。

エアクリーナー(サイクロンタイプ)
吸入した空気を羽によって回転させ、空気中のダストが遠心力により空気と分離し捕集される方式。大型車・建設車両に向いている。

自然吸気エンジン
エンジンの吸気行程でピストンが下がったときに自然にシリンダへ入ってくる空気を燃焼に利用する。

過給機
シリンダへたくさんの空気を送り込むシステム。
過給機エンジンは自然吸気エンジンに対し同じ排気量でより大きな出力・トルクを得ることができる。

ターボチャージャー
過給機の一種。多くの空気をシリンダへ送る方法として、排気ガスのエネルギーを使用する。排気側にタービンを置き、吸気側にコンプレッサーを置く。タービンとコンプレッサーは同じ軸にあり、排気ガスによってタービンが回転するとコンプレッサーも回転する。

タービン
コンプレッサーを回転させるために排気管内に配置された羽根車のこと。

インタークーラー
過給した空気を冷やすための装置。

ウェイストゲート
エンジンが高回転のときに過給しすぎるのを防ぐための装置。
排気管にタービンとは別に排気ガスの通り道を作り、その通り道の入り口のバルブを開閉する 。

スーパーチャージャー
過給機の一種。エンジンの動力を利用してコンプレッサーを回す。

スワール
燃焼を良くするため燃焼室内で発生させる渦のこと。シリンダを上から見て円を描くような渦のことを指す。

タンブル
燃焼を良くするため燃焼室内で発生させる渦のこと。シリンダを横から見て円を描くような渦のことを指す。

吸気バルブ
シリンダへ空気または混合気を導入する入り口を開閉するフタのこと。

排気バルブ
排気ガスを排出するための出口を開閉するフタのこと。

可変バルブタイミング
吸気バルブと排気バルブの開閉タイミングをエンジンの回転数に応じて変えることのできる仕組み。

VTEC
Variable Valve Timing & Lift Electronic Control Systemの略。
日本語名は可変バルブタイミング・リフト機構。

VVT−i
Variable Valve Timing-intelligent systemの略。
日本語名は連続可変バルブタイミング機構。

MIVEC
Mitsubishi Innovative Valve timing Electronic Control systemの略。
日本語名は三菱自動車可変バルブタイミング機構。