自動車エンジンの仕組み
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DPFその2

DPFその1の続きでフィルタにたまったPMを取り除く方法について簡単に書きたいと思います。
DPFその1はこちら

ちなみにDPFはエンジンの排気管に取り付けられ、ディーゼルエンジンの有毒な排出ガスである粒子状物質(PM)を取り除く装置です。
DPFその1では、DPFは詰まってしまうので、定期的にたまったPMを燃やして無くしてしまう必要があると書きました。

しかし、

前回書いたようにDPFはPMを捕まえるただのフィルタです。なのでPMを燃やすため、このDPFを温めてあげるものが必要となります。

それが何かと言うと、、、

酸化触媒といわれるものです。
酸化触媒は酸化反応を促進する機能を持っています。
これがDPFの前に別体で配置されるか一体型としてDPFの表面に塗られます。

DPFの温度の上げる方法は、
まず、この酸化触媒に燃料を供給して、その燃料が燃えます(酸化反応)。
そして酸化触媒の温度が上がり、その熱でDPFを温めます。

このようにして、DPFをPMが燃える600度まで上昇させます。

そうなると次に疑問になるのが、酸化触媒への軽油の供給方法です。

実は、これについては以前に書いています。
その供給方法はコモンレールシステムのポスト噴射です。

コモンレールのポスト噴射についてはこちら。

簡単に書くと、
エンジンの膨張行程で軽油を噴き(膨張行程なので軽油は燃えない)、その軽油がそのまま排気ガスと共にエンジンから排気管へ流れていきます。

この軽油が酸化触媒へ到達するわけです。

以上からわかるようにDFPにたまったPMを取り除くには、ポスト噴射と酸化触媒がキーポイントになります。

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