自動車エンジンの仕組み

ノッキング

ノッキングは「ノックする」「コツコツたたく」の意味のノックのことです。
自動車では、コツコツという甲高い音や振動が発生した状態を指します

では、何で音が鳴るのか?

その原因として、以下のものが挙げられます。

ガソリンエンジンの場合

ガソリンエンジンではスパークプラグの電気火花により混合気に火が着き、
その部分から周辺へ火炎が伝わっていきます。

ガソリンエンジンについてはこちら

スパークプラグについてはこちら

このとき、火炎が伝わるよりも前に混合気の一部が自然に着火してしまうと
衝撃音が発生します。これがノッキングです。

これによりエンジンの効率が低下し、場合によってはエンジンが壊れてしま
います。

一方、ディーゼルエンジンの場合

ディーゼルエンジンでは、圧縮した空気に燃料を噴射します。

ディーゼルエンジンについてはこちら

このとき、種々の原因により噴射した燃料の着火が遅れた場合、後から噴射
された燃料と一緒になって一気に燃焼します。

そうすると急激に圧力が上昇するため音が発生し、ガソリンエンジンのノッ
キングと似た症状がでます。

今回はノッキングの概要を書きましたが、なかなか深い内容です。
なので、次回も引き続きノッキングについて書きたいと思います。

関連する自動車用語
ノッキング(ガソリンエンジン)
ノッキング(ディーゼルエンジン)

スパークプラグ前のページ

ノッキング(ガソリンエンジン)次のページ

関連記事

  1. 自動車エンジンの仕組み

    圧縮比

    圧縮比とは、吸入行程で吸った混合気(空気)をどの程度、圧縮するかを示し…

  2. 自動車エンジンの仕組み

    ガソリン

    皆さんご存知の、車を走らせるための燃料です。最近は本当にガソリ…

  3. 自動車エンジンの仕組み

    ディーゼル噴射装置

    まずはディーゼルエンジンについて確認。上の…

  4. 自動車エンジンの仕組み

    用語集:噴射・燃焼系

    ガソリンガソリンエンジンの燃料。レギュラーガソリン、プレミアムガソ…

  5. 自動車エンジンの仕組み

    エアフローセンサ

    エンジンへ送る空気の量を測定するセンサです。ついている場所はエ…

  6. 自動車エンジンの仕組み

    ガソリン噴射装置

    ガソリンエンジンの燃料噴射装置が、今まで書いてきたディーゼルエンジンの…

  1. 自動車エンジンの仕組み

    EGRシステム
  2. 自動車エンジンの仕組み

    スロットル
  3. 自動車エンジンの仕組み

    尿素SCRシステム
  4. 自動車エンジンの仕組み

    用語集:エンジン
  5. 自動車エンジンの仕組み

    ターボチャージャーその1
PAGE TOP